こんにちは。『リルーフまつだ』のスタッフ、さんじです。
このブログは前回からの続きです。
煙出し屋根の雨漏り修理を始めて行きます。
ブログタイトルでこちらに飛んできていただいて、「『煙出し屋根』とは何ぞや…?」
…と思われるブログ読者様も居るのではないかと思いますので、もう一度ここで説明させて頂きます。
『煙出し屋根』とはその名の通り!煙を出す屋根のことです。(笑)
簡単に説明いたしますと、昔の民家にあった、おくどさん(釜戸)や囲炉裏からでる煙をうまく換気するために設けられた小屋根の事ですね。
換気扇などが普及してなかった昔の家は、これが無いと室内に煙が充満してしまいますので。
また、小窓があいていますので、採光の点でも利点がありました。
現代ではもう、作られる事も無くなった設備でありますがね。
取り壊しにはそれなりの費用が掛かるうえに、古民家の良い趣きも失せてしまうので、余程酷く劣化していない限り、施主様は撤去してしまう判断はされない事が多いです。
雨漏りは、煙出し屋根の横手付近から発生ですので、まだ残しておいて大丈夫でしょう。では、施主様のご希望通り、予算内で部分葺きなおしの補修をしていきます!!
修理に関しては既存の瓦と新しい瓦のサイズの違いを考慮し、合わせて均等に配置しました。
それと、煙出し屋根の台座付近の のし瓦をめくり、足りていない土を盛りました。
おそらく、これで雨漏りは収まると思います。
あと一か所は、天窓付近の雨漏りです。
次回はこの天窓付近の修繕の様子をお伝えします。
今日のところは、この辺りで失礼いたします。ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。
京都市で雨漏りにお困りの際は『リルーフまつだ』に、ご連絡ください。
今まで多数の雨漏りを解決してきた実績が有ります。
ご連絡を頂けましたら事業所のある京都市右京区から、駆けつけます。
近隣地域の亀岡市、宇治市、城陽市、京田辺市、長岡京市、向日市、八幡市、久御山町、草津市、大津市など、その他の地域も対応いたしております。