こんにちは。『リルーフまつだ』のスタッフ、さんじです。
本日は弊社事業所のある京都市右京区にて豆知識を書いています。
ブログをお読みの皆様は、『勾配』という言葉をお聞きになった事がありますでしょうか?
勾配とは簡単にいうと、屋根の角度の事ですね。
今回はこの『屋根勾配』について4回に分けてお話したいと思います。
※第一回※
【屋根勾配とは?】
屋根の勾配は意外と重要なポイントであり、適切な選択が必要ですよ。
また屋根材によっても適切な勾配が求められますので、さらに注意が要るんです。適当に施工すると、雨漏りのリスクが高まりますからね。
急勾配や緩勾配の屋根にはそれぞれメリットもあり、外観上にもスタイリッシュさやデザイン性が出てきますが、傾斜の影響でもちろん雨水の流れ方も変わります。緩勾配はもちろん、水はけの面では劣ります。
一般的に屋根の勾配については、急勾配は30度以上、緩勾配は15度程度といった目安があります。(建築設計や建築基準に基づいて決定されます。)
雨水がとどまると当然、屋根材の劣化や雨漏りのリスクが高まるため、適切な勾配を考慮し施工することが大事です。
屋根勾配の示し方にも、三種類あります。
尺貫法勾配(寸法勾配)・分数勾配・角度勾配です。
尺貫法勾配は、水平の長さ10寸に対して垂直に上がる高さを表記するものです。例えば表記は「5寸屋根」などになります。
分数勾配は、上記の尺貫法勾配と基本は同じ考え方ですが、こちらは分数で値を表現します。例えば表記は「2/5勾配」などですね。
角度勾配は、実際の角度をダイレクトに表記する方法です。小学校の時、私たちも算数で分度器持たされて習いましたよね。例えば表記は「26.6°勾配』などです。
しかし、上記は正確な角度は建築後に測定されるため建築現場ではあまり使用されません。
さらに、施主様に向けてご説明する際もたいていの場合、ざっくりと『急勾配屋根』や『緩勾配屋根』といった一般的な言葉で説明することが多いので、頭の片隅にでも今回の説明はおいていただけると幸いです。
では第一回目を終了します。
続きは次回を是非、お楽しみにしてくださると幸いです。
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