こんにちは。『リルーフまつだ』のスタッフ、さんじです。
本日も弊社事業所のある京都市右京区より、第二回目屋根勾配についての豆知識をお届けします。
前回、屋根材の種類によっても必要な勾配は変わってくる少しと書きましたが、以下は一般的な屋根材ごとの必要最低勾配の目安です。
・【金属屋根(縦葺き)】… 1寸以上
金属屋根(縦葺き)は1寸以上の勾配が必要です。緩やかな勾配でも雨水が溜まりにくい特性があります。
・【金属屋根(横葺き)】… 3寸以上
ガルバリウム鋼板などの金属屋根は、コストパフォーマンスや軽量で耐震性が高いことから、新築やリフォームの際には大変人気のある屋根材となっております。
・【スレート屋根】… 3寸以上
塗装で防水性を高めるため、勾配を緩くしすぎると塗膜の劣化を早める恐れがあります。適度なメンテナンスが必要です。
・【アスファルトシングル】… 3.5寸以上
表面がザラザラしており、雨水の流れが滞りやすい特性がありますので勾配を普通勾配からやや急勾配目にするのがオススメです。
・【陶器瓦】… 4寸以上
効率的な水の流れにはある程度の勾配が必要です。瓦を重ねることで実際の勾配はやや緩くなりますが。
これらは必要最低勾配の目安であり、地域の気候や屋根の形状などによっても変わる場合があります。
屋根材や勾配を選ぶ際には、屋根の専門家や建築業者と相談し、適切な勾配を決定することが重要ですよ。
続きは第三回目をお楽しみにお待ちください・・・!
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