こんにちは。『リルーフまつだ』のスタッフ、さんじです。
今日は、京都市伏見区醍醐で行っている屋根工事の様子をお伝えします。
戸建ての既存屋根を、カバー工法でお修理することになりました。
本体は築40年超の建物で、構造はRC。
20年ほど前にリフォームされたとのことで、カバー工法で二重に屋根が作られていました。
現状の屋根材は、「セキスイ瓦U」。
こちら、とっくの昔に製造中止されている屋根材ですが、実はちょっと問題が多かった製品なんです…。
37年もの間、改良を重ねながら発売されていましたが、これがまあ…どの年代のものでもなかなかの問題商品で!
確かに、和瓦っぽいデザインでありながら、その上からまたカバー工法で修理ができるという強みもあり、軽量で耐震性が高いなどの利点もありました。
しかしその分、経年劣化が進みやすく、塗膜がすぐ剥げたり屋根材が割れたり…。雨漏りにも悩まれる事例が多数発生していまして…。
そしてまた、古い商品はアスベストを含んでいる点が厄介です。
1970年から1990年まで発売されたセキスイ瓦Uはアスベスト含有製品です。人体への有害性が判明する前は、優れた特性がたくさんあったため、建材によく使用されていたんです。1990年からはノンアスベスト製品になっています。
はてさて、こちらの屋根材はどの年代商品でしょうか?
明日以降引き続き、こちらの屋根工事の様子をブログでお届けします。
京都市近辺で屋根修理のご依頼がございましたら『リルーフまつだ』にご連絡ください。
アスベスト含有屋根材の葺き替えのご検討なども、随時受け付けています。
お気軽にご連絡ください。事業所のある京都市右京区から駆け付けます。