こんにちは!リルーフまつだです!
今日はスレート屋根について少し書かせて頂きます。
スレート屋根は、「カラーベスト」、「コロニアル屋根」、「ストレート屋根」とも呼ばれています。
スレート屋根は【粘土板岩】を使用した建築材料全般のことを指します。
元々の形状はこのような形で建材屋さんから仕入れます。
しかし、屋根の上に張り付け後、雨水が綺麗に樋に流れる役目等々のために下記写真のように加工を行います。
加工後・・・。
このようにスレート屋根を加工し、屋根材として下地、防水シートの上に張り付けていきます。
またスレート屋根の構造についてです。
上記のように、スレート屋根の下には「ルーフィング(防水シート)」と「コンパネ」を設置しています。
また三つの構造は「ビス(釘)」で留めていきます。
そしてスレート屋根の特徴についてです。
・耐久性が高い
表面は薄いため傷みやすいですが、材質が丈夫なため長持ちします。
・耐火性
熱伝導率が低い材質を使用しています。
・耐腐食性
・費用が安い
・デザイン性が高い。
スレート屋根を選ばれる方の多くが、「スタイリッシュ、かっこいい」の理由から選ばれています。
また京都で最も多い、「瓦屋根」との違いをご紹介します。
☆スレート屋根が瓦屋根より優れているポイント☆
「金額が安い」、「デザイン性が高い」、「軽いため構造設計が柔軟にできる」
☆瓦屋根の方が優れているポイント☆
「耐久性」、「耐火性」、「防水性」、「遮音性」、「メンテンナンス頻度が少ない」※塗装をする必要がないため。
最後にアスベスト問題についてです。
昔作られたアスベスト屋根は「アスベスト」が含まれたものがほとんどです。
2004年以降に作られたものはアスベストは含まれていません。
もし心当たりがある場合は、アスベストが含まれたスレート屋根を剥がして、葺き替え工事、重ね葺き工事を行う必要があります。
※アスベストは「肺がん」になる可能性がある有害物質です。
リルーフまつだは「アスベスト屋根」か確認する点検も行っております。
是非お問い合わせください。