古い蔵の屋根修理(刻み袖瓦)京都市上京区(1)

こんにちは。『リルーフまつだ』の施工実績ブログを担当しております。スタッフのさんじです。

辛い暑さが続きますね。さらに時折降り注ぐゲリラ豪雨に、翻弄されています。

ポタポタ…と来たら素早くブルーシートを用意しなければならないのですから…!

なんだか最近、まるで日本の雨は熱帯雨林のスコールみたいな様相ですよね…。私が幼少期に体験していた夕立とも、ちょっと違ってきてるような気がします…。

さて、連日施工しています。京都市上京区の古蔵の屋根修理ですが、気になる箇所があるので、少しお話しいたします。

この古蔵の屋根の「ケラバ」と「袖瓦(刻み袖瓦)」について、です。

古い蔵の屋根修理(刻み袖瓦)京都市上京区

まずケラバとは部材名ではなく、場所の名前です。

切妻屋根や片流れ屋根の、両端部の棟から軒先にかけてを「ケラバ」といいます。

そして、そのケラバの両端を納めるための瓦を「袖瓦」といいます。

ケラバの主な役割としては、夏場の日当たり調整や、外壁の紫外線劣化防止などがあげられます。

また、重要なのは外壁や窓への雨水の吹き込み防止の役割です。

古い蔵の屋根修理(刻み袖瓦)京都市上京区

こちらの袖瓦は「刻み袖瓦」で仕上げられてますね。最後に紹介した、雨仕舞の役割を大きく意識した仕上げだそうです。

親方がおっしゃるには「瓦の重なりが大きくて、そのため雨の浸入を効果的に防ぐ袖瓦のデザインです。」とのこと。

また、表情として重厚感や高級感も出すこともできます。

明日も引き続き、こちらの樋工事の様子をブログでお届けします。

京都市で屋根修理のご依頼がございましたら、是非『リルーフまつだ』に、一度ご相談くださいませ。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする