こんにちは。『リルーフまつだ』のスタッフ、さんじです。
先日から行っている、京都市伏見区醍醐での屋根工事(カバー工法)の続きの様子をお届けします。
前回は既存屋根に葺かれていた屋根材、「セキスイ瓦U」を撤去し真下のアスファルトルーフィングが見えて来たところで作業が終了しました。
実は、前回もお伝えしましたがこの戸建てはRC(鉄筋コンクリート造り)で一つ屋根がある上にセキスイ瓦Uを使用され、さらに屋根を作られていたようです。
なので、弊社が携わった際には屋根がすでにダブル構造になっていました。
なのでこのお家で三度目に行う、『カバー工法』でのお修理になります。
余談ですが、カバー工法のメリットは、既存屋根材を撤去せず施工できる点が一番にあげられますよね。
解体工事がほぼ不要で、廃材がほとんど出ません。
それにより、工期の短縮・廃材処理費のコスト削減が可能です。
…しかし。
今回の現場でのセキスイ瓦Uの劣化は…!かなり極まっておりました。
これは残念ながらそのまま置いて、放置しておけるレベルではありません!これだけは撤去して廃棄処分いたしますことを、心苦しいながら了承いただきました。
前回までで瓦の撤去は終わっていますので、こうして野地板を打ち付け終わりましたら、『改質アスファルトルーフィング』を野地板の上に貼り付けていきます。
『改質』と銘打ってあるだけに、通常のアスファルトルーフィングよりかなり耐久性がある逸品です。そちらを改良して、合成ゴムや合成樹脂を加えることで製品になっているそうです。
ルーフィングを敷き終えましたら、今度はガルバリウム鋼板を巻いて行きます。
ここで、本日の作業は終わります。