京都でよく見られる「銅板屋根」について

こんにちは、リルーフまつだです!

銅板は昔から日本の風土、そして気候に適していると言われ屋根材として使用されてきました。
京都は寺社仏閣が多く、その屋根材として銅板は多く使われているので、緑青の屋根と言われるとピンと来る方も多いのではないでしょうか?

最近では一般住宅も洋風のお家が多くなったので、一般住宅の屋根に銅板が屋根材として使われることはほとんど無くなりました。

ですが、まさに「日本家屋」という雰囲気を持つあの緑青の屋根は、銅板屋根だけが持つ魅力です。
その銅板屋根のメリットとは一体どのようなものなのでしょうか?

・耐久性に優れて、非常に軽量
・基本的にメンテナンスが不要
・風景に溶け込む自然な色合い

銅板は耐久性に優れ、更に軽量なので屋根材として昔から数奇屋建築などの屋根に用いられてきました。
また、経年で緑青が生じることで耐久性が増し、塗装の必要がないため寿命は60年以上と言われています。
なので、基本的にはメンテナンス不要です。
そして、上記でもお伝えしたように、あの「日本家屋の屋根」といった風景に溶け込む自然な雰囲気は銅板の魅力の一つです。

ここまで書くと良い事づくめですが、デメリットはなんでしょう?

・価格が高い

耐久性があり軽量でメンテナンス不要、そんな銅板屋根のデメリットは、その価格の高さです。

スレートやガルバリウム鋼板、そして日本瓦などの屋根材と比較すると、約2~3倍の価格となっています。

そのため、一般住宅の屋根材としての需要はほとんどなくなってしまいました。

一般の方で「自分の屋根材は〇〇」とご存知の方は少ないと思います。
屋根材はたくさんの種類がありますので、屋根のリフォームやメンテナンス、そして新しくお家を建てる時などに屋根材のメリットやデメリットを知っておくと屋根材選びに失敗するリスクを軽減できます。

リルーフまつだではリフォームの際の屋根材選びのご相談にも丁寧に対応させていただきます。

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