平瓦の修理
こんにちは。『リルーフまつだ』のスタッフ、さんじです。
京都市南区より行っている工事の続きをお届けします。現場に材料も揃えて舞い戻って来ました。
早速大屋根にのぼり、雨漏り修理の作業を開始します。
まずは、ズレている平瓦を数枚外して瓦の下の土を入れ替えます。
屋根瓦は施工年代によって土葺きと桟葺きに分かれています。
土葺きは古くからある工法で土を瓦の野地板との間に挟むことによって固定するものです。
台風が多い日本のでは、土葺きの重い屋根は意味がありました。
ただし、地震には弱いので1995年の阪神淡路大震災の現在は急速に減りつつあります。
そのため、今では『桟葺き工法』と言われる桟木を野地板の上に引っ掛けて止めて行く工法が主流になって来ています。
しかし今回のように、築年数が古い建物にはまだまだ土葺き工法が残っていますので、その屋根に合った工法で対処して行きます。
古い土を除去してから、新しい葺き土を充分な量を差し入れし、もう一度外した瓦を取り付けていきます。外した瓦はまだ充分に使っていけるので大丈夫ですし、葺き戻して行きます。
しばらく作業を行うと、元通りになりました。ズレも無く綺麗に収まりましたのでもう、雨漏りは起こらないでしょう。
まだお話は続きがありますが、この辺りで失礼いたします。
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