こんにちは。『リルーフまつだ』のスタッフ、さんじです。
京都市南区より行っている工事の続きをお届けします。
前回のブログの終わりに、まだ続きがあると言いましたのは、他の個所でも修理が必要だったからです。
今回はその内容をお伝えします。
【巴瓦の消失】
『巴瓦』とは、 外側の棟に一枚被せるための瓦です。よく見かけるのはお寺や神社ですかね。装飾性の高い瓦です。
経年劣化によりこちらも、いつの間にか崩れ落ちたのでしょうね。
すっかり無くなっていますので、新たに取り付けて行きます。
しっかり無くなったのが影響しているのでしょうか?巴瓦後ろの丸瓦の列が乱れています。
こちらも、ケラバ付近に2列沿って葺かれているので一旦すべて取り外して内部の漆喰を入れ替えて再び、元通りに戻して葺き上げます。
漆喰は南蛮漆喰(製品名『水シャット』)と呼ぶものを使います。
この南蛮漆喰は、乾き待ちの時間が少ないので施工性に富んだ製品であります。
大屋根の裏手側の瓦2列を整えましたら、今度は反対側の屋根勾配部分にも同様に丸瓦が2列ありますが、こちらは一部分の葺き替えを行いまして、完了しました。
本日はこの辺りで失礼します。最後までお付き合いありがとうございました。
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