こんにちは。『リルーフまつだ』の広報担当、さんじです。
京都市右京区の現場も、今日で最後になりますよ。
最後に、庇の木口に板金を巻いて保護していきましょう!
観光地の店舗さんでずっと行ってきた今回の工事。
待合スペースの施工に携わらせていただいていましたが、立平葺きの板金施工は雨樋も含め前回で無事に終了しています。
このような木口は剥き出しの状態だと雨風が当たって、腐ってしまいます。
なので、今回のように銅版を巻いて保護するのです!
木口はそもそも、木材の断面ですから繊維質が多く、湿気や雨水を吸い込みやすいので・・。
また、銅版を巻く以外では塗料で塗装して保護する方法もありますが、今回はこの銅板巻きです。
木口の銅板包みは神社仏閣によく見られるやり方で、観光都市京都の風情にもマッチしますね。今はギラギラしていますが、またこれが月日とともに良い色になるんですよ。
見た目だけではなく、耐腐食性に富んでいる銅板は、酸化膜の形成がされることによって木材を守ってくれるんです。
ではさっそく、木口の銅板巻き施工に取り掛かっていきます。
まずは銅板を指金で寸法を計り、板金ハサミで切っていきましょう。
続いて、施工部にあわせた形状にツカミ(専用の工具)で曲げていきます。
ケラバに面する部分は、少し立ち上げて収めていきますね。
板金を固定するクギは見栄えを考えて正面には打たず、ケラバや桁のサイドに打っていますのでスッキリとした仕上がり。
最後に立ち上がりの付け根にコーキングを打って完成です!
これで全工程が完了いたしました。辺り一面を清掃後、店舗オーナー様に完了のご報告をして現場を後にしました。
この度は弊社の屋根職人としての経験をかってくださってご依頼いただきまして、まことにありがとうございました。
また何かございましたら、お気兼ねなくご連絡くださいませ。
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