土塀の瓦の復旧工事 ② 京都市上京区(施行編)

こんにちは。『リルーフまつだ』のスタッフ、さんじです。

京都市上京区での土塀復旧工事ブログの続きです。

土塀の瓦修復に必要な材料を調達し施工現場に戻って来ました。

先ずは傷んでいる瓦の撤去から始めて行きます。

土塀の瓦の復旧工事 ② 京都市上京区(施行編)

しかし、手前の軒先瓦だけの差し替えだけで済みそうな感じがしますが、実はそうでは無かったんです・・・

『軒先瓦とその後ろの桟瓦も交換し熨斗瓦と巴瓦も手を付けないといけないです・・・。』


すべてのバランスが狂っていますから、すべての瓦を修繕個所だけ葺き替えします!

土塀の瓦の復旧工事 ② 京都市上京区(施行編)

撤去がすべて終わりましたら、両端に葺いてある瓦同士に糸をピンと張ります。

これが瓦を並べて行く基準線となるのです。

桟瓦と軒先瓦を並べ終わりましたら、次に棟を積み上げて行きます。

棟の土を載せたら瓦を固定する為に鉄杭を棟土の真ん中に打ち付けて行き、その鉄杭に鉄筋を縛り付けます。

そして鉄筋に銅線で括り付け瓦と連結します。

銅線を使うのは銅は錆びても独特の緑青と言う被膜を発生して自らを保護するからです。

続いて、熨斗瓦と巴瓦を積み上げて行きます。軒先瓦も含めて道路に面していますし、人の目線の高さですのでどの方向から見てもおかしくない様に施工して行きます。

上手く施工が出来ました。全ての作業が終わりましたので清掃をし、物件を後にしました。

土塀の瓦の復旧工事 ② 京都市上京区(施行編)

この度はご用命ありがとうございました!!

京都市周辺で、屋根のお困りごとは『リルーフまつだ』に、ご相談ください。

今回のような塀瓦の修理もお受けしております。

ご連絡頂けましたら事業所のある京都市右京区から駆けつけます。

近隣地域の亀岡市、宇治市、城陽市、京田辺市、長岡京市、向日市、八幡市、久御山町、草津市、大津市など、その他の地域も対応いたしておりますのでお気軽にご連絡くださいませ。

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