こんにちは。『リルーフまつだ』のスタッフ、さんじです。
前回からの続きで今日は後編をお届けします。以下、後編が続きます・・・
アスベストを排したことで耐久性が著しく低下し、屋根材を短命にさせ、すぐに欠けや割れが発生するなどの欠陥が相次ぎました。
実際、施工後たった数年で表面の塗装が剥離したもの、ひび割れが発生したものを見たことがあります。
『セキスイかわらU』を、長く使い続けて行くのは難しいようだと実感しました。
また余談ですが、同時期に販売されたアスベストを含むスレート材にも同様の症状が発生しているケースも見受けられるのが厄介ですね。
そして、アスベスト含有屋根材を破棄するには、申請書類に記入をし、都道府県知事又は廃棄物処理法の政令市の市長に許可を受けた最終処分場で埋め立て等を行ことが義務付けられています。
しかも事前にもそれなりの処理、対策を施して解体にとりかからねばなりません。そして徹底した清掃も求められます。
つまり、それだけ人手や設備がいるため施主様にご負担いただくコストも、幾分、上乗せられてしまうという事態になります。
その上、今後国の方針や政策もどんどん厳しく変わっていくことでしょう。
現に令和5年10月からは、解体・改修工事を行う際、建築物石綿含有建材調査者等の有資格者による事前調査の実施が、義務付けられます。
また、今後大きく方針が変わることがあれば随時記事をアップしていくと思いますが…。
これではまた費用がかかることは目に見えていますよね。当時はわからなかったとはいえ、これは厄介なことです。
とうの販売元はのらりくらりと逃げていますしね…。
従いまして、施工時期が古い『セキスイかわらU』で、屋根に問題が起きた場合もう葺き替えてしまって、早く処分してしまうのが得策ではないか?と、わたくしどもは考えております。
以上が『セキスイかわらU』の簡単な説明と、弊社が葺き替え薦める理由です。
図面や仕上げ表、保証書などを保管されている方は一度見てみてください。また「屋根材が不明で、でも心配!」という方はリルーフまつだ』に、ご相談ください。
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