先日、京都市西京区にて行った谷板入替・瓦復旧工事の様子をお届けいたします。
<施工の様子>
屋根面と屋根面のつなぎ目部分で、水が溜まりやすい部分を「谷」といいます。
「谷板」とは、この谷の部分で屋根から水を流すために使用される部分のことです。
屋根の上にあるため普段はなかなか目にする機会がありませんが、
雨から家を守る非常に重要な部分でもあります。
谷部は雨水が2方向から流れてくる場所なので、その分水量が多くなります。
水量が多くなることで水圧も増すため雨水が染み込みやすく、最も水量が増える軒先では
水が溢れてしまう可能性もありながら、屋根の上にあるため目視での点検もままなりません。
したがって、雨漏りの原因になりやすいのです。
▼新規谷板金を施工し、設置します。
谷板入れ替えの工事は次のような手順で行います。
1.谷板周辺の瓦を取り外し、付いている谷板金を取り除く
2.新しく谷板を取り付ける部分に防水シート(ルーフィング)を取り付ける
3.ステンレスやガルバリウム鋼板でできた新しい谷板金を取り付ける
4.周囲の瓦を葺き直して施工完了
瓦屋根の場合は部分的な工事が可能なため、
通常であれば1日~3日ほどで入れ替え工事が完了します。
▼こちらが完成の様子です。
谷板がある屋根の方は、雨が多くなる梅雨や台風の季節の前に点検をされることで、
雨漏りのリスクを大幅に減らすことが可能になります。
リルーフまつだでは、お客様のご希望やその時々に合った施工の提案をしていますので、
安心してご相談していただくことができます。
また、雨漏り・屋根修理を専門的に行なってきた技術への自信とこれまでの経験も兼ね揃えております。
お住いの屋根に関して少しでも気になることがあれば、是非お気軽にお問い合わせくださいませ!