毛細管現象
こんにちは。『リルーフまつだ』のスタッフ、さんじです。
本日は京都市右京区の事業所で、このブログを書き上げました。
今回は豆知識として、スレート屋根の雨漏りの原因の一つ『毛細管現象』についてブログには書こうかと思った次第です。
そもそも『毛細管現象』とは何か?をご説明します。
みなさんも理科の授業でちらっと聞いたことが、おありではないでしょうか。
毛細管現象とは、細い管状の内側の方がより液体が移動する物理現象のことです。
ティッシュが水を吸うのもティッシュのこまかい繊維が管状になっているので、よく吸い取れるのですよ。
こちらの現象、スレートの屋根にも発生することがあります。
これをお読みになって「じゃあ最初から屋根にはある隙間から来るのだろうか?完璧に貼っているわけじゃないもんね」と思われますか?
いいえ、それは違います( ^^)
そもそも構造としてこの隙間はあえて作ってあるものです。
むしろその隙間ギミックにより、ちゃんと雨水が排出されるのです。
しかし、ここで間違った不適切な工事や、汚れ・コケの付着で隙間がふさがれ、逆に雨水を内部に吸い上げてしまうことがあるのです。
大きな声では言いたくはないですが、あまり知識のない塗装会社さんが以前仕事を受けてらっしゃったのですかね…
せっかく作られている隙間が塗料で塞がれてしまっている屋根も、見たことがあります。
毛細管現象によって入り込んだ水は、逃げ道がなくなり、内部に滞ってしまい雨漏りを引き起こす原因ともなります。
またスレート材は、経年劣化によって微細な割れが生じることもあります。屋根の毛細管現象からの雨漏り、ひいては屋根下地の劣化を防ぐには、定期的なメンテナンスが必要です!定期健診なども受け付けていますのでご遠慮なくメールか電話でご依頼ください!
京都市周辺で、屋根の雨漏りでお困りでしたら、『リルーフまつだ』に、ご相談ください。
ご連絡頂けましたら事業所のある京都市右京区から駆けつけます。
近隣地域の亀岡市、宇治市、城陽市、京田辺市、長岡京市、向日市、八幡市、久御山町、草津市、大津市など、その他の地域も対応いたしておりますのでお気軽にご連絡くださいませ。