こんにちは。『リルーフまつだ』のスタッフ、さんじです。
本格的に、施工を進め始めています。
今回の施工場所となる本殿大屋根ですが、既存屋根は銅板葺きとなっています。どうやら戦後に葺き替えられた様です。
もともとは檜皮葺(ひわだぶき)という檜の薄い樹皮を重ね合わせて施工して行く日本古来の工法で大屋根は形成されていました。
この大屋根、檜皮葺時代からずっと継続されて存在しているものですね。
そのため正確な経過年数は分かりません。ご還暦を迎えた宮司さんに聞いてもたしかな記憶には無いそうなので、劣化もかなり進んでいると思われます。
そんな訳で、台風の風雨にとうとう耐え切れず、一番上の冠瓦が吹き飛んでしまったようです。
棟瓦全体も劣化が進んでおり、このまま放っておくと崩落の危険性もあるでしょう。
そして沢山の瓦が使われていますし、屋根自体も急勾配ですので施工するのにあたり、作業者が的確に動き廻れる様、特別な足場を用意して貰いました。
足場がすべて組みあがってからの作業開始となります!
今日のところはこの辺りで失礼します。
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