こんにちは。『リルーフまつだ』のスタッフ、さんじです。
引き続き京都市右京区で行っている、瓦屋根修理の様子をお届けいたします。第三回です。
今日は、のし瓦の修理を行います。
部分的に消失したのし瓦ですが、冠瓦が無くなって中身の土が剝き出しになっていました。
雨水で流されてだいぶ脆くなっています。
このまま放っておくと、のし瓦が積み上げられている棟が崩れてしまいますので、既に凍て割れを起こしているのし瓦を撤去して新しい、のし瓦に交換していきます。
最上段に被害が集中していますので、傷んだ瓦を外して新たに葺いて行きます。
のし瓦の間には、防水性に富んだ南蛮漆喰をはさんでいきました。
この南蛮漆喰、土葺き土のと同じ様に使用します。現在は、棟工事に使われる主流の材料になります。
防水性に優れていて、素材自体が着色されております。今回は白色を使用します。
現代では、製品技術が発達し、土よりも使い勝手が良い材料で助かります。
数時間程作業を行い、瓦を積み上げ冠瓦を載せて完成です。
本日はこの辺りで・・失礼します。
この度は『リルーフまつだ』に、ご用命ありがとうございました。
『リルーフまつだ』では、古い家屋の屋根瓦から最新の屋根材の修理交換にも迅速に対応いたします。
また雨樋や集水桝の不具合などの小さな工事もご遠慮なくお申し付けください。
京都市で屋根修理のご依頼がありましたら、是非『リルーフまつだ』に、一度ご相談くださいませ。