こんにちは。『リルーフまつだ』のスタッフ、さんじです。
今回、いつもお付き合いのある不動産屋さんから、工事のご依頼をいただきました。
不動産屋さんは新たに所得した路地裏の戸建て物件を、解体して新築住宅にしようとされていたそうです。
ところが、建築確認の申請の際に問題発覚。屋根の軒天が、路地に空中上で越境している事が分かりました。
この場合、路地が正面道路に2メートル接道していない事になりますので建築確認申請がおりません。
簡単に言うと、建物を建てる場合には、原則、建物の敷地は道路から2m以上はなれていなければならないのです。
(細かいことを言うと例外もありますが…)
ですので、はみ出ている部分だけ切断し、減築する工事を弊社にご依頼くださいました。
減築箇所は、2階大屋根の軒天部分と一階下屋、そして一階の窓庇が対象です。
まずは、2階軒天の減築から開始します。
この軒天、長さが12メートルで高さも結構あるので、足場架けが必要です。
足場が掛かり、軒天に乗っている軒瓦を一列、取り外します。
次に軒天自体は、もう切断して外しました。
無くなった軒天部分は軒瓦を取り付けて復旧していきます。
軒瓦の減築は上手くいきましたが、雨樋の取り付けが悩みどころです。
なんせ、2メートル確保しなければなりませんからね。
明日も引き続き、こちらの樋工事の様子をブログでお届けします。
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