こんにちは。『リルーフまつだ』のスタッフ、さんじです。
本日も、弊社事業所のある京都市右京区より豆知識お届けします。
今回の第四回目で、一旦最後のコラムになります。
本日は屋根勾配にからめた、リフォームにおいての屋根修理業者選びのポイントをお話いたします。
【屋根業者選びのポイント】
屋根工事業者を選ぶ際のポイントとして、以下の点に注意するとよいでしょう。
1.突然の訪問にご用心
まずは突然「近くで工事している業者ですが…」と自宅に押しかけられてもすぐに契約はされず、信頼できる業者に相談することがおすすめです。
「突然屋根にあがられて、高額な見積もりを書面もなく、口頭だけで提示された。
『今即決されたら20パーセントオフの値段でなおしますよ。でも一度帰ったら正規の値段です』と高圧的に急かされた」等
のトラブル相談も、弊社にはよく寄せられます。
国民消費者センターの統計によると、昨今、強引な契約被害が増えているようです。
また極端な例だと、屋根にあがり自ら部材を壊して「ほらあなたの家、こんなひどいことになっていますよ」と自作自演の写真を見せる手口もあったようです。同業者として許せませんね。本当に充分にご注意ください。
2.将来のメンテナンス性は？
建物は長くつきあっていくもの。先々をきちんと考えてくれる屋根業者と話し合うことがよろしいかと思われます。
3.屋根材や屋根勾配への理解は？
勾配が屋根材に適していないと雨漏りの問題が発生する可能性があることは、以前お伝えしました。
建築業者の外観上のお勧めやデザイナーさん設計士さんのこだわりをうのみするだけでなく、施主様自身も屋根勾配について理解して判断されることをおすすめします。
4.雨漏りしていてる場合、原因の特定作業は適切か？
幾度となくお伝えしましたが、まずは屋根材と勾配の相性が悪く、雨漏りの原因となっている時もあります。
その場合屋根材を適切なものに葺き替えることで解決する場合もありますし、カバー工法で修理することも考えられますね。
しかしながら、雨漏りをピタリと止めることはプロでもなかなか難しいものではあります。
実は、雨漏りは複合の原因で起こることが非常に多いので、最大の原因を突き止めても雨漏りが魔法のように止まるとは限らないんですよ。
弊社でも、一つずづ可能性をつぶしていくため、施主様にも雨天時の聞き取りをして時間をかけて特定していくことがたくさんあります。
以上になります。
またリフォームのみならず、新築の際や中古住宅の購入時にも知識として頭の片隅においてもいただけたら幸いです。
これからも皆様に有益になるような情報を発信していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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