こんにちは。『リルーフまつだ』のスタッフ、さんじです。
本日も事業所のある京都市右京区より豆知識をお届けします。
前回からの続きで、今回は第三回目ですね。
今回は勾配によって変わる、屋根としてのメリットとデメリットをお話したいと思います。
以下に急勾配、緩勾配、並勾配のそれぞれのメリットとデメリットを説明します。
(並勾配とはその名の通り。最も一般的でスタンダードな勾配の事ですね。)
【急勾配】
メリット
- 屋根裏に大きな空間ができ、断熱効果が期待できる。
- 雨水の流れがスムーズになり、屋根の劣化や耐久性が向上する。
- 雪の降る地域では、屋根の雪が自然に落ちるため、雪下ろしの必要がない場合もある。
デメリット
- 高い位置にあったり大きな面積の屋根は、強風や台風などの影響を受けやすくなる。
- 施工面積が増えるため、施工コストがかかる。
- 作業時には足場が必要となり、その分の施主負担も増える。
【緩勾配】
メリット
- 屋根面積が狭くなり、風の被害を受けにくくなる。
- 施工が容易であり、屋根面積の削減によりコストを抑えることができる。
デメリット
- 勾配が緩いため、雨水の排水が悪くなり、雨漏りのリスクが高まる。
- メンテナンスの頻度が増える。
- 防水性の高い金属屋根材など、屋根材の選択肢が限定されることがある。
【並勾配】
メリット
- 雨漏りのリスクを十分に減らすことができる。
- 4寸勾配以上なら多くの屋根材に適しており、選択肢が広がる。
勾配を選ぶ際には、建物の特性や環境条件を考慮し、それぞれのメリットとデメリットを比較して判断することが重要ですね。また、我々のような専門家や建築業者との相談も役立つでしょう。
次回、第四回目で今回のコラムで完結します。
京都市周辺で、屋根のお困りごとは『リルーフまつだ』に、ご相談ください。
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